鍼灸院  つきあかり

不眠サポートセンターとは



心地よい眠りは心と体の健康の要



現代人の四分の一が悩むという睡眠の悩み。
あなたも一人で悩んでいませんか?



さて本来の睡眠とはなんでしょうか?
なんで人は不眠になるのでしょうか?
それぞれ西洋医学的、東洋医学的、心理学的に考えてみましょう。



 西洋医学的な睡眠


 
西洋医学的には睡眠とは
記憶や感情を整える働きがあります。

そしてその本質は「脳の休息」と
考えられています。


この眠りを管理するのは
「睡眠中枢」や「自律神経」です。
これらは脳の「大脳辺縁系」に
中枢があります。(いわゆる動物的な脳、
古い脳といわれる部分です)

自律神経とは意識して
動かさない部分(例えば呼吸や心拍など)
を動かすの中枢でもあります。


この自律神経を含めた
「大脳辺縁系」はストレスに
弱い特徴があります。

そのため強いストレスがかかったり、
生活が不規則になったりと
肉体的にも心理的にも負担がかかると
その働きがおかしくなることもあります。

不眠の原因の一端としてこの
「自律神経のアンバランス」が
挙げられています。

 東洋医学的な睡眠


東洋医学では眠りをつかさどるのは
「腎」という部分になります。

東洋医学の「腎」とは西洋医学的な
泌尿器の働きの他に、
生まれ持った体の強さや生殖、
そして体を冷やし安静させる働き
(睡眠など)にも関わると
いわれています。


そしてストレスは東洋医学の「肝」に
負担をかけるといわれています。
「肝」は体を巡る微細な物質である
「気」の流れをつかさどります。
またこの「肝」は体を興奮させたり
熱する働きがあります。


ストレスが長期間かかると「肝」の機能が
異常な機能亢進をします。
そのため体が異常な興奮状態となり
体を安静させる「腎」の働きを
上回り常に過度な興奮状態と
なることがあります。


そのために不眠はおこると
東洋医学的には考えられています。

 心理学的な睡眠


人は「心」を持つ生き物です。
この「心」は時に「思考」を超え
人体に大きな影響を与えます。

それを知るのが「心理学」です。


心理学の世界では
「ストレスは適度であれば身体
を活性させるが過度になると
害になる」とされています。

現代社会では「ストレス」が多く、
それらを解消する機会が
なかなか難しい環境と
なっています。

特に「心理的なストレス」は
難しい状態にあることが
多くあるようです。

そのため自律神経の一つである
体が興奮する神経「交感神経」
が異常に高まり、
体を鎮静化する神経
「副交感神経」との
アンバランスを引き起こします。

そのため不眠が
起きることがあります。


心理的なストレスは
「自分の心を認知する」
ことでストレスが
軽減することがあります。

そのために自分を
俯瞰してみる手法
「カウンセリング」が
有効なことが多くあります。


こうやって見てみると西洋医学も東洋医学も心理学も
体を興奮させるもの(交感神経や「肝」)と
体を鎮静化させるもの(副交感神経や「腎」)の
アンバランスが大きく問題となっていることがわかります。

そのため病院(西洋医学)では投薬などにより脳の興奮を抑えることが主になります。


対して東洋医学である「はり」や「きゅう」などを使い体全体を刺激することで
「興奮」と「安静」のアンバランスを改善することができます。


また心理学ではその原因である「ストレス」に対して直接関与することができます。



当、不眠サポートセンターではこれらのことを踏まえ

心理学的サポートであるカウンセリングと
身体的サポートである東洋医学を同時に用いて
不眠に対してサポートをしていきます。





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